ザルツブルクは、オーストリア・ブンデスリーガのプレーオフ第3節をアウェイでシュトゥルム・グラーツと戦い、5-1で勝利した。
スタメン
今日のCBは、ラマーリョがベンチでウーバーとオンゲネのコンビに。
3列目はアシメルとユウゾヴィッチ。
コイタが先発予定だったが、ウォーミングアップでの負傷によりアデイェミがスタメンとなった。
簡単な試合経過
ザルツブルクは、攻撃時は4-2-2-2だが、守備時は10番にショボスライ、左にアデイェミ、右にダカを置いた4-2-3-1。
前半8分、ゴールから25m前後の位置からショボスライが得意の直接FKを決めて先制。
10分、アデイェミのヒールを使った横パスを、ショボスライがスルーして前線へラン。ワンタッチでユヌゾヴィッチがそのショボスライへスルーパスを出して追加点。
16分、今度はシュトゥルム・グラーツに直接FKを決められて1点を返される。
21分、ウルマーのリスタートが跳ね返されたところに、アデイェミがミドルシュート。シュートはクロスバーに阻まれたが、ダカが押し込んで再び突き放す。
43分、ウルマーからの斜めのパスを受けたファン・ヒチャンが後ろへ落とす。
これをショボスライがルーレットで相手をかわしながらボールをシュートポジションに持って行きミドル。
スーパーシュートが決まってハットトリック達成。
46分、ダカ⇢ベリシャとアシメル⇢ムウェプの交代。
63分、ヴァルッチ⇢ファルカスとショボスライ⇢オカフォーの交代。
66分、後方からのビルドアップのズレを見逃さずボール奪取したアデイェミが前線のファン・ヒチャンへ。左足ダイレクトで打つかと思いきや、キックフェイントで相手を滑らせてから冷静に右足で決めた。
73分、ウルマー⇢カマラの交代。
雑感
スタートから4-2-3-1を採用したのは、CLのナポリ戦以来か(あの時はハーランドが最前線でファン・ヒチャンが2列目だったが)。
ショボスライはやはりリーグ中断が追い風となったのか、好調ぶりを発揮している。
シーズン序盤は絶対的な存在になりきれていなかったが、この過密日程でダカと共に常に起用されるように。
CBはラマーリョ、ウーバー、オンゲネをほぼ完全ローテーションで回して行っている模様。
逆に右SBの2番手争いは、現状ヴァルッチ固定か。ファルカスは少し厳しい立場にある。
ベリシャは前節も決定機を外しており、まだ乗り切れていない感じ。1点入ればケチャップの蓋が開きそうな気もするが…。
ショボスライの3点目は美しかった…。