格安に思えたハーランドのドルトムント移籍 実は1億ユーロ級の取り引きだった?

格安に思えたハーランドのドルトムント移籍 実は1億ユーロ級の取り引きだった?

昨日発表されたエルリング・ハーランドのドルトムント移籍。
契約は2024年まで、背番号は17となった。

格安に見える取り引き

ハーランドの獲得競争にはマンチェスター・ユナイテッド、ユヴェントス、そして同じレッドブル・グループのRBライプツィヒも参戦していたが、最終的には2000万ユーロのバイアウト額を支払ったドルトムントへの移籍に決まった。

彼の市場価格を考えると、この移籍は格安なものに思える。
しかし、『kicker』などによると、実はこの若き有望株の全体としての取り引きには、1億ユーロ級の費用がかかっているようだ。

1億ユーロの内訳

移籍金

前述の通り、バイアウト額の2000万ユーロ。これだけなら格安。

選手本人と家族が得る報酬

2000万ユーロ。
ハーランドとその家族(主に父親のアルフ・インゲ・ハーランドだろう)が移籍金と同じ額のマネーを受け取る模様。

コンサルタント料

1500万ユーロ。
ハーランドの代理人は、イブラヒモヴィッチやポグバなども顧客に持つあの豪腕ミーノ・ライオラ。
彼が自分の報酬を安価にするはずもなかった。

サラリー

4500万ユーロ。
彼はドルトムントで年間900万ユーロものサラリーを得る。契約は4年半。

ドルトムントだからこそ出来る取り引き

これを確認した上で、獲得を断念した3チームを見てみると、ドルトムントが競争に勝利した理由も見えてくる。

まず、RBライプツィヒ。
サラリーキャップを導入しているこのチームにとって、ヴェルナー以上となる900万ユーロの給与はチームの秩序を乱しかねない。

そして、マンチェスター・ユナイテッドとユヴェントス。
メガクラブであるこの2チームにとって、半年のみのパフォーマンスと負傷がちなところを考慮して1億ユーロを支払うのはギャンブルとも言える。

逆に、ドルトムントはウスマン・デンベレをバルセロナに高額で売り払ったことに代表されるように、将来的にこのノルウェー人ストライカーの価値がさらに上がれば、その売却益で今回の投資額を回収することが見込めるし、もっと早く補填したいのであれば、同じく10代のヤングスターであるサンチョを売ることも考えられる。

つまり、ユナイテッドやユーヴェのような、多くの選手にとってキャリアの最終地点となるようなトップ・オブ・トップのクラブではないドルトムントだからこそ出来た強気の入札と言えるかもしれない。

もちろんピッチ内のことでも選ばれる理由はあるように思えます。ユナイテッドにはマルシャルやラッシュフォードがいて、ユーヴェはロナウドやサッリがナポリ時代から重用するイグアインが、RBライプツィヒもエースのヴェルナーに加えてポウルセンとシックがいることを考えれば、ストライカー不足のドルトムントが最もプレータイムを確保出来そうなクラブと言えそうですからね。ただ、最も気がかりなのはサラリーですね。これだけの額を受け取るとなると、当然ほかの選手も昇給を要求するわけで、それが将来的にクラブの財政を圧迫することも考えられます。この獲得が正解だったかは数年後まで待たないといけないかもしれませんね。それと、それぞれの金額は報じるメディアによってまちまちなので参考程度に見ておいてください。

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