怪物ハーランドの全ハットトリック集

怪物ハーランドの全ハットトリック集

 今やメッシやクリスティアーノ・ロナウドの次を担うスターとして、注目を集めるエルリング・ハーランド。

 ノルウェー代表FWとしても活躍するハーランドは、母国ブリンFKからキャリアを始め、国内の名門モルデへ。そのポテンシャルをレッドブル・グループが高く評価し、RBザルツブルクへ移籍すると才能が爆発。瞬く間に次世代のストライカーに名乗りを上げると、同グループのRBライプツィヒやいくつものメガクラブが争奪戦を繰り広げて、最終的にドルトムントを行き先に選んだ。ブンデスリーガでもその勢いは止まらず、メガクラブ行きは時間の問題となっている。

 非凡な得点感覚を持つ彼は、これまでキャリアで11度のハットトリックを記録している。今回はそんなハーランドのハットトリック集をまとめてみた。

モルデ時代

U-19スコットランドvsU-19ノルウェー

※動画の1:24〜

 ハーランドの初めてのハットトリックは2018年。モルデに入ってからだが、クラブではなく代表でだ。

 U-19ノルウェー代表としてU-19EUROの予選に参加したハーランドは、スコットランド戦でPK2つを含む3得点。5-4の打ち合いとなったスコットランド戦の勝利に貢献した。

 この予選でハーランドは、6試合9得点の大暴れ。ノルウェーの予選突破の立役者となった。

SKブランvsモルデ

 同17/18シーズンに、ハーランドはクラブでも初のハットトリックを達成する。

 この時首位だったSKブランに対して、アウェイで4ゴールの特大インパクト。今では見慣れた馬力のあるドリブルも、すでに片鱗が見える。

 ちなみに、この時のモルデの監督は現在マンチェスター・ユナイテッドの指揮官であるスールシャールだ。

RBザルツブルク時代

U-20ノルウェーvsU-20ホンジュラス

※「YouTubeで見る」を選択すれば、動画視聴できます。

 彼の名前が世界に轟いたのは、おそらくこの試合だろう。

 2019年のU-20W杯に出場したハーランドは、第3戦目のホンジュラス戦で“トリプルハットトリック”となる9得点。チームも12-0と爆勝した。

 しかしその反面、ホンジュラスは大会最弱国で、ノルウェーの勝利はこの試合のみのグループリーグ敗退。ハーランド個人に着目しても、同じRBザルツブルクから参戦したセク・コイタ(マリ)らの方が大会を通した活躍を見せたことから、冷静に見る向きもあった。

SC/ESVパルンドルフvsRBザルツブルク

 その疑念を翌19/20シーズンに吹き飛ばす。

 オーストリアに適応するプロセスもあって、マルコ・ローゼ監督の下では序列の低かったハーランドだが、ジェシー・マーシュが就任するとチームのエース格に。

 まずは手始めに、シーズン最初の国内カップ戦でハットトリックを決めてスタートダッシュに成功した。

RBザルツブルクvsヴォルフスベルガー

※動画の1:26〜

 ハーランドのオーストリア・ブンデスリーガでの初ハットトリックは第3節に訪れる。

 このシーズン、アシストに磨きがかかっていたファン・ヒチャンのお膳立てを受けて達成。

RBザルツブルクvsハルトベルク

※動画の4:56〜

 この試合はハットトリックだけでなく、奥川雅也とパトソン・ダカにアシストもして、7ゴール中5ゴールに直接絡んだ。

RBザルツブルクvsヘンク

 ハーランド本人だけでなく、RBザルツブルクというクラブにとっても初めてのCL本戦で彼は魅せる。

 試合開始早々、南野拓実の華麗なターンから受けたパスを右足で決めると、前半のうちにハットトリックを記録。

 CLの舞台で、彼が「本物」であることを証明した。

ヴォルフスベルガーvsRBザルツブルク

※動画の5:41〜

 南野、ダカの横からの崩しにしっかりと合わせた3得点で、難なく成し遂げた。

 そして、これがハーランドにとってRBザルツブルクでの最後のハットトリックとなる。

ドルトムント時代

アウグスブルクvsドルトムント

 このシーズンの冬に、RBザルツブルクは2人の主力を売却。南野がリヴァプール、ハーランドがドルトムントへステップアップした。

 ドルトムントでの初戦となったハーランドはまずベンチスタートからだったが、1-3とリードされるまさかの展開に。たまらずルシアン・ファヴレ監督は後半からハーランドを投入すると、なんと20分間でハットトリックを達成。1人で試合をひっくり返してしまったのだった。

ノルウェーvsルーマニア

 UEFAネーションズリーグで記録。

 ウーデゴーアやセルロートらからのパスを受けてのもの。意外にも、フル代表キャリアではこれが初のハットトリック。

ヘルタ・ベルリンvsドルトムント

 元RBライプツィヒのマテウス・クーニャに先制点を許すも、ハーランドが強烈なシュート、ミスを突くプレッシング、狭い場所で受けるポジショニングなど多彩なバリエーションで4得点。

 彼のゴールで点差がついたことによって、ムココがブンデスリーガ史上最年少でデビューできたと言ってもいいだろう。

個人的に一番印象に残っているのはヘンク戦です。CLでもいきなりこのパフォーマンスができるのかとびっくりしました。

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