新型コロナウイルスの影響で世界の様々なイベントが中止、延期となっている今日。サッカー界も例外ではなく、世界中でリーグ戦がストップしている。
そんな中、リアルで出来ないならバーチャルの世界でサッカーをしようということで、人気サッカーゲーム『FIFA20』の大会が開催された。
マッチデイ収入に頼る下部リーグを守るため
大会名は「Ultimate Quaran-Team」。
莫大な放映権収入があるプレミアリーグと違って、マッチデイ収入に頼る下部リーグを救済しようとイングランド4部のレイトン・オリエントが発起人となり、世界のフットボールクラブ128チームが集まった大規模大会になった。
この大会でファン達から寄付(eスポーツなのでYouTubeのスーパーチャットやTwitchのサブスクあたりだろうか)を募り、その75%は下部リーグへ、残りの25%はWHOなどに当てるのだそう。
プレミアリーグ選手も参加
チームはそれぞれ1人の選手を参戦させる。
多くのチームはプロゲーマーを起用するが、中にはフットボール選手を抜擢するところもある。
最も有名なのはクリスタルパレスのタウンゼントだろうか。イングランド代表経験もある快速ウインガーは、FIFAシリーズ好きとしても知られており、『FIFA19』ではウィーケンドリーグでエリート入りを達成している。
レッドブルチームからも参戦
この大会にはザルツブルクも参加している。
ザルツブルクはクラブのeスポーツ部門で契約しているセルチャン・カラを起用。
一回戦はダービー・カウンティと対戦し、見事4-0で快勝した。
試合映像
FCRBS_eSportsの#UltimateQuaranTeam | round of 128 | FC Red Bull Salzburg vs. Derby Countyをwww.twitch.tvから視聴するゴール動画
リアルサッカーを見られず退屈しているファンは、バーチャルの世界での観戦を楽しんでみてはどうだろうか。
ちなみにタウンゼントは残念ながらレディングに1-4で負けてしまったようです。