U22日本代表は、アウェイでU22ブラジル代表と強化試合を行い、3−2で勝利した。
日本のスタメンは3−4−3。
3バックは渡辺剛、立田悠悟、町田浩樹。
中盤センターに中山雄太と田中碧で、ウィングバックが橋岡大樹と杉岡大暉。
1トップは小川航基が入り、その下に三好康児と食野亮太郎がチョイスされた。
また、ブラジルではRBライプツィヒのクーニャも先発した。
試合は前半16分、クーニャがペナルティエリア内で高く上がったボールを処理しようとしたところ、渡辺が足の裏を見せるような形でディフェンスして、これがPKに。
このPKをクーニャ自らが決めて先制を許す。
28分、右に開いてボールを受けた三好が中で待っていた田中碧にパスを出すと、田中碧は右足に持ち出してミドル。
アウト回転のかかったシュートはGKが反応出来ずに同点。
後半に入ってブラジルが攻勢に出ていたが51分、バックパスを大きく蹴り出そうとした相手GKがキックに失敗。
バイタルエリアで拾った食野が中山へ繋げると、中山はダブルタッチのような形で相手を外して小川へ。
ここは相手につつかれてマイボールに出来なかったものの、後ろから走り込んできた田中碧がここでもミドル。
これが相手に当たりながらゴールで逆転に成功。
68分、右のハーフスペースあたりで中山がボールを受けると、強烈ミドルでニアを抜いて2点差とした。
相手GKとしては逆サイドに杉岡がフリーになっていたため、ニアに来るとは予想していなかったのかもしれない。
ブラジルは逆転されてからレアル・マドリードのロドリゴを投入するなどギアを上げてくると、81分。
ポルティモネンセで中島翔哉とチームメイトだったタバタのクロスをクーニャがバックヘッドでそらすと、これが立田の腕に当たってPKに。
これをペドロに決められ1点差となった。
85分に、中途半端なズレたパスを町田がスプリントしてスライディングして処理しようとしたところ、足裏を見せたとして一発レッドに。
10人となった日本は、三好に代えて菅原由勢を投入して4−4−1に変更。
このまま守りきって日本が勝利。
ブラジルの地でブラジルに勝つという価値ある試合が出来た。
ハイライト動画はこちら。
面白い試合でした。中山雄太は序盤はあまり良くなかったですが、得点決めたあたりから良くなりましたね。ズヴォレでも試合出て欲しいです。