『Bild』は、ドルトムントが来季の監督候補として前バイエルン・ミュンヘン監督のニコ・コバチとザルツブルク監督のジェシー・マーシュの名前を挙げていると報じた。
ドルトムントは、今夏ブラントやトルガン・アザールの獲得やフンメルスの復帰、さらに冬にはメガクラブとの争奪戦となったハーランド獲りにも成功。
しかし、タイトル奪還を目指して積極補強を敢行したものの、バイエルンから勝ち点7差をつけられており、優勝はかなり厳しい状況となっている。
そのため、順位こそ2位とはいえ、2021年までの契約であるファブレの去就は不透明となっている。
記事によれば、後任の候補としてリストアップしているのがコバチとマーシュ。
コバチは、フランクフルトとバイエルンでブンデスリーガを豊富に経験している。
マーシュに関しては、昨季RBライプツィヒでラングニックのアシスタントコーチを務めてドイツサッカーに触れている上に、ドルトムントとしては過去にカンプルやハーランドを獲得してザルツブルクとの取引きは初めてでないことから、名前が上がることは自然なことかもしれない。
ただ、『Kronen Zeitung』によれば、マーシュはザルツブルクでの指導者生活を快適に過ごしており、クラブとの将来の計画もあることから、夏の移動は無いだろうとしている。
マーシュはまだ1年しかヨーロッパで監督してないですし、コバチはバイエルンでの失敗でドルトムントファンからのウケが良くなさそうと考えると、2人ともあまり現実的ではないのかなと個人的には思います。