ザルツブルクがプレーオフ初戦を勝利で飾り2位との差を広げる ダカが先制点、18歳アデイェミも躍動(ハイライト動画あり)

ザルツブルクがプレーオフ初戦を勝利で飾り2位との差を広げる ダカが先制点、18歳アデイェミも躍動(ハイライト動画あり)

ザルツブルクは、オーストリア・ブンデスリーガのプレーオフ第1節をホームでラピド・ウィーンと戦い、2-0で勝利した。

スタメン

OFBカップ決勝からの変更は、オカフォーをムウェプにしたところのみ。
奥川とクリステンセンは、引き続き大腿部の負傷で欠場。

簡単な試合経過

4-2-2-2だが、上の表記とは実際には違って、ムウェプとアシメルが3列目でダブルトップ下にショボスライとユヌゾヴィッチという形に。

前半9分、ウルマーの長いパスをダカが抜け出すと、そのままヘッドで合わせて先制。

後半に入ると布陣変更。
ユヌゾヴィッチを3列目へ、アシメルをトップ下、ショボスライとダカがワイドに位置した4-2-3-1にした。

59分にアシメル⇢オンゲネの交代で再度布陣変更。
CBを3枚にした5-2-3に。

68分、ダカ⇢アデイェミの交代。

83分、ファン・ヒチャン⇢オカフォーの交代。
オカフォーとアデイェミの2トップに。

90+1分、ウーバーからのフィードをワイドに開きながら受けたアデイェミが少し前へ持ち出してクロス。
これをフリーのオカフォーが合わせて貴重な追加点を決めた。

雑感

90分の間に、相手の最終ラインの枚数に対してのプレスの枚数や、自チームのビルドアップの枚数を何度も変更した試合だった。

今までユヌゾヴィッチをレジスタとして使っていたマーシュが1つ前で起用したのが意外だった。
この布陣にしてでも、アシメルを中盤センターでBox to Boxの選手として育てていきたいのかもしれない。

アデイェミはスピードとクイックネスに関して、一部でもすでに十分通用しそう。
オカフォーも完全にフィットするまではまだ時間がかかるだろうが、2試合連続ゴールというポジティブな結果を出した。

これによって、攻撃陣のポジション争いは激しさを増している。
ベンチ入り出来る選手は7人で、そのうち攻撃陣に割ける枚数は3、4枚ほど。
すでにこの試合では今冬にローンバックされたメルギム・ベリシャがベンチ外になっており、奥川も怪我から復帰したとしても、すぐにスカッドに戻って来られるかは分からない。

勝ち点剥奪となった2位のLASKリンツが今節いきなり敗戦。
代わって2位に浮上したヴォルフスベルガーとは勝ち点5差と、ザルツブルクにとって大きな勝利となった。

ハイライト動画

アデイェミはスピードを活かしてのグラウンダークロスで2試合連続アシスト。期待値通りのパフォーマンスを見せ始めていますね。

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