ザルツブルクは、オーストリア・ブンデスリーガのプレーオフ第2節をアウェイでハルトベルクと戦い、6-0で勝利した。
スタメン
ウーバーがベンチとなり、CBはラマーリョとオンゲネのコンビに。
ボランチは期待の若手カマラが先発し、前線にはコイタやオカフォーがスタメンに入った。
奥川、クリステンセンは引き続き欠場。ベルネードも足首の負傷でベンチ外。
簡単な試合経過
この試合は4-2-2-2を採用。
ダブルトップ下の右にショボスライ、左にオカフォー。2トップがダカとコイタの形。
前半4分、積極的なプレッシングからボールを奪うと、オカフォーのパスからダカがスピードを活かして真ん中を割り、先制。
7分、コーナーキックからバイタルエリアでパスを受けたムウェプが、相手にボールを当てながらも強引に突進して2点目。
11分、相手CBの縦パスをカットすると、ショボスライから素早くダカへ。ダカはターンからDFの股を抜いて冷静に追加点を決めた。
40分、中に絞った位置でウルマーがコイタへスルーパス。これを角度の無いところからファーサイドへ決めて4点目。
前半で試合を決めたため、後半開始にウルマー⇢ウーバー、ヴァルッチ⇢ファルカスの交代。
46分、相手のクリアが中途半端になったところをショボスライが拾って中へクロス。ダカがボレーで合わせてハットトリック達成。
61分、ダカ⇢ベリシャとショボスライ⇢アデイェミの交代。
77分、コイタ⇢ファン・ヒチャンの交代。
90分、ムウェプの対角パスを受けたオカフォーがコントロールシュートで6点目。
雑感
序盤で試合を決めることが出来たため、選手交代も含めて余裕を持った試合運びが出来た。
マーシュは、シーズン前半にはコイタを2列目として起用する試合も多かったが、この試合では今冬に加入したオカフォーの方をダブルトップ下として起用していた。
マーシュとしては、オカフォーの方がそちらの適正があると見ているか。
カマラはこの試合でも、地味ながら後ろでボールを確実にさばいて効いていたと思う。このプレーオフでさらに飛躍しそうな予感。
今季安定感を欠いていたショボスライは、再開後パフォーマンスが上がっていると感じる。
中断が良い方へ向いた選手の1人かもしれない。
今節ヴォルフスベルガーとLASKリンツの2位・3位の直接対決があり、撃ち合いの末3-3の引き分け。
これにより、ザルツブルクは2位ヴォルフスベルガーとの勝ち点差を7に広げた。
ターンオーバーして勝てたことは過密日程で大きいですね。