ハーランドがドルトムント移籍へ すでにドルトムント空港に到着している模様

ハーランドがドルトムント移籍へ すでにドルトムント空港に到着している模様

『Ruhr Nachrichten』は、ザルツブルクのエルリング・ハーランドが代理人のミーノ・ライオラと共に、ドルトムント空港に到着したことを報じた。

今季公式戦22試合で28ゴール7アシストを記録して大爆発中のハーランドは、急激に市場価格が高騰。移籍金は6000万ユーロ、メディアによってはムバッペ級の1億ユーロと伝えるところもあった。

しかし、その後『kicker』などによると、2000万ユーロという今となっては格安と言えるバイアウトがあると判明。これによりメガクラブだけでなく、その下に位置するようなクラブも手を出せることがわかった。

そんな中で獲得濃厚となったのがドルトムント。
ボルシアMGではロイス、マイク・ハンケ、デ・カマルゴ、ラファエル、マックス・クルーゼのような、典型的な9番タイプでは無い選手を前線に置くことを好んでいたファヴレだったが(ニースではバロテッリを使っていたが)、ドルトムントではその編成が上手くいかず、今冬でフロントを含めストライカー獲得の必要性を認識。そこでこの19歳のノルウェー代表FWがターゲットとなった。

ハーランド自身の将来の夢は、シティやリーズでプレーした父と同じプレミアリーグではあるものの、その前にもうひとつステップをはさむことを考えていた。
当初その最有力候補は同じレッドブル・グループのRBライプツィヒと思われていたが、ヴェルナーやポウルセン、最近ではシックもフィットしてきたことを考慮すると、ストライカーの層が薄いドルトムントの方が出場機会を得られると踏んだ形か。

また、ドルトムントはハーランドの代理人であるライオラとも良好な関係にあるとされ、実際過去にリヴァプールと競合したムヒタリアン獲得に成功した例もある。

逆に、これまでハーランド獲得のポールポジションにいたと思われていたマンチェスター・ユナイテッドは、一時イブラヒモヴィッチ、ムヒタリアン、ルカクなど多くのライオラの顧客を抱えていたが、今夏ポグバのレアル・マドリード移籍の件で揉めたことが影響したようだ。

ザルツブルクに加入したのは昨季冬ではあるが、実質的にはこの半年で評価を一気に上げたハーランド。
ウィンターブレイク明けからは、RBライプツィヒにとって手強い相手となるかもしれない。

Ruhr Nachrichtenなので信憑性は高いと言えると思います。才能は誰が見ても抜群。敢えて懸念されるところを挙げると、今季も小さな怪我や病気でちょくちょく離脱していることですかね。CLを含めたフルシーズンをバリバリ戦えるかはどうかはまだ誰にもわからないという感じでしょうか。ちなみにカップタイドのルールは無くなったため、ハーランドはドルトムント移籍後も決勝トーナメントに登録出来ます。

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