ザルツブルクは、オーストリア・ブンデスリーガのプレーオフ第9節をホームでシュトゥルム・グラーツと戦い、5-2で勝利した。
スタメン
前節で優勝が決まったため、大幅にメンバーを入れ替え。
GKはカルロス・コロネル。負傷に悩まされていたクリステンセンが久々のスタメンに。
期待の若手アデイェミも先発に抜擢された。
奥川はベンチ外。
簡単な試合展開
4-2-2-2を採用。
前線はアデイェミとダカ。
ファルカスは本職右SBだが、ウルマーの代わりとして左SBに。
試合序盤3度ほどダカに決定機が訪れたものの、決められず。
前半22分、後方から繋いでオカフォーがダカへスルーパス。
スピードを活かして抜け出したダカが、並走するアデイェミへ横パスして先制。
アデイェミはオーストリア・ブンデスリーガ初ゴールとなった。
後半に入って53分、ショートコーナーの崩しからアシメルが深くえぐると、後方のクリステンセンへ。
これをクリステンセンはワンタッチでファー側へグラウンダーで流して、詰めていたオンゲネが押し込んで追加点。
63分、クリステンセン⇢ウルマーの交代。
68分、オカフォー⇢ファン・ヒチャンとファルカス⇢ヴァルッチの交代。
73分、絶好の位置でのフリーキックをショボスライが沈めて3点目。
77分、アデイェミ⇢ベリシャとオンゲネ⇢コイタの交代。
79分、スローインからこちらの左サイドを突破されると、後方でフリーとなった選手に渡されて失点。
85分、降りてきたファン・ヒチャンが中盤で受けてターンすると、スルーパス。
これに反応したコイタが決めて4点目。
87分、右サイドからクロスを入れられると、ウーバーを背負って後方へパス。受けた選手が流し込んで2失点目。
88分、ユヌゾヴィッチのコーナーキックをベリシャがヘッドで合わせて5点目。
試合後には優勝セレモニーが行われた。
雑感
ついにアデイェミに得点が生まれて良かった。
ゴールシーン以外にもオンザボール、オフザボール共に光る場面があり、来季さらに期待したい。
個人的にはラザロが移籍してから空き番となっている10番をあげても良いのではないかと思っている(ドイツ人なので13や11でも良い)。
ベリシャもザルツブルク移籍後やっと得点を上げることが出来た。
ハーランドが去って貴重な大型ストライカーなので、彼にも来季期待したい。
ファルカスが最近左SBで使われていますけど来季ウルマーの控えはどうするんでしょうね。