RBライプツィヒは、ブンデスリーガ第5節を戦い、アウェイでブレーメンに3−0で勝利した。
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怪我から復帰のウパメカノが今季公式戦初出場。これまで3バックではコナテが真ん中を担当していたが、コナテが右ストッパーでウパメカノが真ん中に。
ハルステンベルクが臀部の負傷で欠場したウィングバックには右がムキエレ、左はクロスターマンが入った。
また、奥さんの出産に立ち会ってスカッドに入っていなかったポウルセンの代わりはクーニャとなった。
試合は前半13分、ヌクンクの蹴ったコーナーキックをニアに走り込んだオルバンが合わせて先制。
その後も押し気味に進めていると35分、ザビッツァーが自ら得たフリーキックを沈めて追加点。
38分にはクラーセンに決定機を作られたものの、ライン際でウパメカノが防ぎ、2−0で折り返した。
後半開始時、ナーゲルスマンはムキエレに代えてサラッチを投入。
ムキエレが相手とヒートアップしていたこともあるが、右WBに比べて、逆足のクロスターマン左WBがあまり機能していないように見えたので、左利きのサラッチを入れて両サイド幅を取りやすくしたのかもしれない。(ナーゲルスマンはホッフェンハイム時代に逆足WBとして右利きのツーバーを左WBで起用していたこともあったが、今日は不発だったと思う)
スコアは動かずに63分、クーニャを下げてハイダラを投入。
ウニオン・ベルリン戦のようにヌクンクを1列上げようとしたその1分後にプランが狂う。
ライマーがハンドにより2枚目のイエローカードで退場。
これにより、中盤3枚がハイダラ、ヌクンク、ザビッツァーのブロックとなる。
しかし、ザルツブルク時代はアンカーにサマセクがおり、その前を担当していたハイダラはやはり中盤の真ん中に陣取るのは彼の本来の役割では無く、数分後にヌクンク⇢デンメの交代で、デンメが中央に。
83分、クロスターマンが右サイドのスペースにパスを出すと、それをヴェルナーが走り勝ち、タメを作って上がりを待ってからハイダラへ。
ハイダラが放ったシュートはGKパヴレンカにセーブされたが、ファーにつめていたサラッチが押し込んでブンデス初ゴール。
試合はこれで終了。
大迫など怪我人が多く野戦病院状態だったブレーメンが相手とはいえ、バイエルン戦とCLベンフィカ戦を合わせた3試合を1週間で戦った「イングリッシュウィーク」を7ポイント獲得という結果で終えられたことは大きいと言えるだろう。
個人的に気になったのはクーニャのパフォーマンス。
昨季も、プスカシュ賞にノミネートされるくらいのゴールを決める技術はあるものの、試合を通しての一貫性を欠いていた印象があったが、今日も残念ながらそれが見られた。
まだ20歳とはいえ、RBライプツィヒはオリヴァー・バークを1年で放出したクラブでもあるだけに、2年目の今季は何らかの成長を見せなければ立ち位置が厳しくなってくるのではないか。
希望している東京五輪の南米予選に出場すれば、さらにアピールのチャンスが減るだけに奮起に期待したい。
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