CL3試合で6ゴールを含む、公式戦15試合で22ゴールという驚異的な数字を残している今季のハーランド。
このノルウェー代表FWが遠くない未来にメガクラブへステップアップすることを疑う者はもはや皆無だろうが、その移籍動向について『Guardian』が報じている。
記事ではユヴェントスやマンチェスター・ユナイテッドを始めとしてバルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、マンチェスター・シティ、アーセナル、バイエルン・ミュンヘン、チェルシーなど20以上のクラブが彼をチェックしているとのこと。
ユヴェントスは2018年に彼と600万ユーロの移籍金でサインする可能性があったが、ハーランドが控えになることやローンに出されることを良く思わなかったようだ。
マンチェスター・ユナイテッドは監督が同じノルウェー人のスールシャールである上に、そのスールシャールがモルデで指揮を執っていた時にハーランドも在籍していたことから、彼の能力を高く評価している。
ただ、彼の父親であるアルフ・インゲ・ハーランドは、現役時代リーズやマンチェスター・シティというユナイテッドのライバルでプレーした元選手。そして、そのユナイテッド戦でロイ・キーンから受けたタックルが原因で引退に追い込まれた因縁もあるため、息子のエルリングがどう思っているか気になるところである。
ハーランドの価値は現在4000万ユーロと言われており、ザルツブルクは来夏に6000万ユーロで売却することを狙っているよう。
近年ザルツブルクに大きな移籍金を残した選手というと、サディオ・マネ(⇢サウサンプトン)やナビ・ケイタ(⇢RBライプツィヒ)あたりになるが、それでも金額は当時の報道によると1500万ユーロほど。
ハーランドがこれを大きく超えることはもう間違いないだろう。
ザルツブルクで大活躍した選手が移籍する時の額は大体2000万ユーロを下回るくらいの額(マネやケイタ以外ではハイダラなどもそう)。なのでハーランドの設定額はかなり異例と言えるでしょうね。