ザルツブルクは、オーストリア・ブンデスリーガ最終節をアウェイでLASKリンツと戦い、3-0で勝利した。
スタメン

最終戦ということもあってか、おそらく現状のベストメンバーに。
簡単な試合展開
4-2-2-2でスタート。
前半はファン・ヒチャンがネットを揺らすもオフサイドの判定となるなど、スコアレスで折り返す。
なお、前半41分にウーバー⇢クリステンセンの交代。
56分、奥川⇢オカフォーとヴァルッチ⇢カマラの交代。
67分、ユヌゾヴィッチの長いスルーパスを抜け出したダカがGKよりも先に触ってPKを獲得。
これをショボスライが決めて先制。
73分、今日もショボスライのコーナーキックからラマーリョがヘッドで合わせて2点目。
75分、ダカ⇢アデイェミとファン・ヒチャン⇢コイタの交代。
90+5分、コイタの強烈なミドルを相手GKが弾いたところ、詰めていたユヌゾヴィッチが倒されてPK獲得。
これをカマラに蹴らせてあげて3点目。
ショボスライとマーシュが金メダル
オーストリア・ブンデスリーガの全日程が終了し、ドミニク・ショボスライがシーズン最優秀選手、ジェシー・マーシュがシーズン最優秀監督に輝いた。
また、チチャン・スタンコヴィッチがGK部門の第2位、パトソン・ダカが最優秀選手第3位だった。
ショボスライは、シーズン中断前まではむしろ期待されていたほどのパフォーマンスを発揮出来ず、継続性に欠けていた印象だったが、再開後に大爆発。
最終的にはリーグ戦9ゴール14アシストを記録した。
マーシュは、昨季RBライプツィヒのアシスタントコーチをしていたことから、就任が決まる前には、ライプツィヒの「お下がり」が来ることを良く思わないゴール裏のファンによってこのアメリカ人監督を拒絶するバナーが出されたりしたが、結果で黙らせた。
雑感
新型コロナウイルスの影響によってタイトな日程となったため、選手層に大きなアドバンテージのあるザルツブルクが無敗でプレーオフを駆け抜けた。
逆に、リーグ中断前首位だったLASKは、禁止されたチームトレーニングによる勝ち点剥奪から全て狂ってしまった感。
最終的には4位まで転落した。
奥川はリーグ戦2桁得点まであと一歩届かなかったが、リーフェリングとローン修行を経て実質「ザルツブルク1年目」となった今季を考えれば、良い数字を叩き出した。
来季は、CLやELで南野のように大きなインパクトを残したい。
最終的な順位表(上位勢)

ショボスライはリーグ再開後に見違えるくらいパフォーマンスレベルが上がっていました。良い準備をしていたのでしょうかね。